経営者・幹部の意思決定とリーダーシップセミナー 開催レポート

開催概要

セミナー名  経営者・幹部の意思決定とリーダーシップセミナー
開催日程   2022年6月9日(木)~10日(金)
日本能率協会では、「経営者・幹部の意思決定とリーダーシップセミナー」を、年4回開催しております。
本ページでは、2022年6月9日(木)~10日(金)に開催されたセミナーの概要をご紹介いたします。
パンフレット等の資料ではお伝えしきれていないセミナーの雰囲気やセミナーの内容について、ご紹介したいと思います!

筆者も今年度から事務局メンバーとして加わったため、毎回新鮮な気持ちで運営にあたっています。

「意思決定とリーダーシップセミナー」も初めての運営のため、どのような雰囲気なのか、どのような方が受講されるのか、とても楽しみにしておりました。今回の「意思決定とリーダーシップセミナー」は、講師と参加者との距離が近く、和気あいあいとした雰囲気もありつつ講義やディスカッションが行われていました。
参加者からは「この講座はもっと早くに受けておけば良かったと思う良いものでした。」といううれしいお声も頂戴しました。

詳しい内容について、本ページでご紹介しております。セミナー派遣・参加の情報収集の一助になれば幸いです。

担当講師

担当講師
籠屋 邦夫
ディシジョンマインド社 代表 
ディシジョンアドバイザー
中央大学ビジネススクール 客員教授
1978年、東京大学大学院化学工学科修了。
1984年 スタンフォード大学大学院エンジニアリング・エコノミック・システムズ学科修了。
三菱化学にて新製品・新製造プロセスの開発、マッキンゼー社東京事務所にて企業ビジョン策定・全社組織改革などのコンサルティングに従事。
1990年シリコンバレーに本拠を置くHoward教授創立のストラテジック・ディシジョンズ・グループ(SDG)に参画。
2000年ATカーニー社ヴァイスプレジデントを経て、2002年より現職。
企業やビジネスマンの戦略スキルや意思決定力向上を支援する活動に力を入れている。

プログラム

目次
プログラム概要

本講義は「エグゼクティブのための実践的リーダーシップと意思決定 -ディシジョン・ドリブン・リーダーシップへのKey Words-」というテーマに基づいて行われました。
まず、籠屋講師から「ディシジョン・ドリブン・リーダーシップへのKey Words」が参加者に示されました。ここには全部で17のキーワードが載っており、「(物事)に対し、××ではなく、○○という思考へ」という、本セミナーのまさに「Key Words」がまとめられていました。

●個人としてのイニシアチブ
本セッションでは、「ディシジョン・ドリブン・リーダーシップへのKey Words」のうちの5つの解説およびグループワークが行われました。
誰もが意思決定者であり、自分の未来は自分で切り開く(すべては自分次第)という姿勢の重要さや、「失敗」と「不成功」の違いについて解説がされました。
グループワークでは「ロジカル人生相談」と称して、参加者が抱えている現在の悩み・課題についてグループごとに議論を行いました。グループワークを通して、ディシジョンマインド(意思決定思考)のアプローチ方法を学びました。
●企業経営における実践的リーダーシップ
本セッションでは、「ディシジョン・ドリブン・リーダーシップへのKey Words」のうちの9つの解説およびグループワークが行われました。
実践的・戦略的マネジメントの実務化、戦略策定の方法、お客様への価値訴求ポイント明確化の重要性、成功体験・タブー等のとらわれからの解放等について解説されました。
グループワークは、セミナー参加時に示されていた事前課題をもとにケーススタディ形式で行われました。架空の企業を例にしたケーススタディで、自社製品の開発・市場拡大、抱えている課題・懸念点を考慮し、どのような「意思決定」を行うべきか、参加者はこれまでのセミナーで習得した手法を用いて課題を整理しました。

余談ですが、日本能率協会の研修室の壁の一部はホワイトボードになっています。体感ですが、一般的ないわゆるホワイトボードの3枚分くらいの大きさがあります。そのためこのようにグループワークを行うときや、会議でたくさんの案が出たときなどに大活躍します!

●組織運営と企業変革のリーダーシップ
最後のセッションでは、「ディシジョン・ドリブン・リーダーシップへのKey Words」のうちの3つが解説されました。戦略提案に関するディスカッション、企業文化変革へのアプローチ、事業構想や物事への取り組みにおける発想の気構えがKey Wordsでした。

籠屋講師によるセッションがすべて終了した後は、10分程度の時間が設けられ、各自2日間のセミナーでの学び、気づき、今後の自分の業務での活用方法について、自身の考えを整理しました。その後、数人の参加者から自身の考えが共有されました。

●リアルケーススタディ「経営者・ゲスト講演」
今回は「経営者・ゲスト講師」として、元 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス 代表取締役社長 和田 洋一 氏にご登壇いただき、「変革の経営 生物のメタファー」というタイトルでご講演をいただきました。
和田氏の講演の様子については、以下の「経営者講演レポート」からご確認いただけます。

●名刺交換・情報交換会
セミナー終了後は、感染対策を実施したうえで、参加者・講師相互の名刺交換・情報交換会を行いました。終始和やかな雰囲気で参加者同士が積極的に情報交換を行っていました。
※本セッションへの参加は任意です。
参加者の声

2日間のセミナーを終えた参加者の声の一部をご紹介します。

  • この講座はもっと早くに受けておけば良かったと思う良いものでした。最近はM&Aなども多く、事業判断に役立ちます。帰社後、他の者にも推薦したいと思います。
  • 不確実要因の中での判断(意思決定)の機会が多くなる中、そのやり方について学べた。
  • 経営課題の解決、新規事業の実施に対する検討等々につき、論理的かつスピーディーに意思決定できる方法を学べた。
  • 基本的な考えや概念だけではなく、実際に会社で使えるような内容で、とても良かったです。
  • 「誰も何も決めない」から脱却する手法を習得できました。
  • 面直で行うことでより皆さんの考えのみでなく性格的なものもわかり、Webでは得られない成果があった。
まとめ
今回は、感染対策を十分に実施したうえで、集合形式のみの開催でした。

講師から参加者への一方的な講義ではなく、適宜参加者に対して「質問はないか?」「説明は速くないか?」などの問いかけがされており、参加者も積極的に質問をされていました。講師・参加者ともにコミュニケーションが密に取れていたと感じました。

また、初日に行われたグループワーク「ロジカル人生相談」では、自分の悩みなどを差し支えのない範囲で参加者同士で共有し合うことで、その人の人となりもより深く知ることができました。また、実体験に基づくグループワークであるため、自分の場面に当てはめて考えることができました。

参加者の皆様もディスカッション時やセミナー終了後など積極的にコミュニケーションをとっており、時には笑みもこぼれるようなセミナーでした。

毎年人気の「意思決定とリーダーシップセミナー」、今年度もまだ開催がございますので、ぜひセミナー詳細もご確認ください。