トップマネジメントに求められていること
「変化への柔軟な対応」による企業価値の向上
VUCA(変動性、不確実性、複雑性、曖昧性)時代、かつデジタルテクノロジーによる破壊的イノベーションが飛躍的に進展している現在において、トップマネジメント層には、下記のような取り組みにより「変化への対応力を高め」、企業価値を向上させることが求められています。
- 経営ビジョン、経営戦略のバージョンアップ
- ビジネスモデル(モノづくり、コトづくり)の変革
- 組織・人材構造の変革(人的資本の最適化)、
能力開発項目の変更 - SDGs、CSV、ESG等の正しい理解と取り組み
など
「明日の会社を創る」
コロナ禍の今、多くの企業ではビジネスモデルや事業形態の変更・再構築が、急務と認識されています。未来や社会を探索・洞察し、社会・経済の変化に素早く能動的に適応できる組織をつくると共に、「明日の会社」の青写真・道筋を描き、自らイニシアティブを持って実現に向け実践することがトップマネジメント層に求められています。
「5年後」の課題(上位項目)の過去3年間の推移
「能動的に変化に適応できる組織の条件」
- 1組織としてのアイデンティティを確立する
- 4多様性を尊重する
- 2高度な自律性を涵養する
- 5社会との繋がり、相互依存性を理解する
- 3コアとなるテクノロジー、コンピタンスを保持する
- 6組織的な学習を促進する
出典:「日本企業の経営課題2020」 一般社団法人日本能率協会