「ガバナンス強化」と「トップマネジメントの学習」は時代の要請

コーポレートガバナンス・コードでは、企業の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上のための自律的なガバナンスの対応・強化が求められています。「コーポレートガバナンス・コード」の原則4-14「取締役・監査役のトレーニング」では、経営陣の経営力強化と併せて、役員は必要な知識の習得や適切な更新等の研鑽に努めることが規定されており、経営者・役員も「学びの時代」に突入しています。

【コーポレートガバナンス・コードについて】

本コードにおいて、「コーポレートガバナンス」とは、会社が、株主をはじめ顧客・従業員・地域社会等の立場を踏まえた上で、透明・公正かつ迅速・果断な意志決定を行うための仕組みを意味します。本コードは、実効的なコーポレートガバナンスの実現に資する主要な原則を取りまとめたものであり、これらが適切に実践されることは、それぞれの会社において持続的な成長と中長期的な企業価値の向上のための自律的な対応が図られることを通じて、会社、投資家、ひいては経済全体の発展にも寄与することとなるものと考えられます。

出典:コーポレートガバナンス・コード(株式会社東京証券取引所)より抜粋

また、コーポレートガバナンスの対応・強化のみではなく、自社の競争優位・事業戦略上の攻めと守りの貢献促進のために、取締役会・経営執行チームに求められる専門知識やスキル・経験等を、項目別に「スキル・マトリクス」として、積極的に開示する企業が増えています。さらには、その範囲を執行役員や次期役員候補まで拡げる動きも見られます。

これからの経営者に求められる「資質」
役員就任前に準備しておけばよかったと思ったこと