《第17回》セイコーエプソン株式会社 代表取締役社長 碓井 稔 氏

セイコーエプソン株式会社 代表取締役社長 碓井 稔 氏に、これから会社を担う役員の方々に対するメッセージや、経営者として心がけること、顧客価値に関する考え方など、お伺いいたしました。

インタビュアー:一般社団法人日本能率協会 井上

取締役になった時に意識したこととは?

<JMA>
碓井様は、今から14年前の2002年に取締役になられました。
取締役になられた時、ご自身にかかる責任として、最初にどのようなことを感じられましたか?

<碓井>
会社を代表してやっていかなければならないということで、やはり相応の緊張感はありましたね。

<JMA>
すでにその時から?

<碓井>
はい。
会社を代表してというのは、別に社長としてという意味ではないです。

<JMA>
経営側に移るというところでですね。

<碓井>
はい。

<JMA>
その時に、その気持ちを持つに至った中で、影響を受けた人物や先輩、何かしらの刺激を受けたものや、参考にされた本などはございましたか。

<碓井>
多くの人からも、様々な本からも、いろいろな影響や刺激を受けました。特に強く影響された人や本を絞り込むのは難しいですね。

<JMA>
当時は、今日のような研修や、社内でも社外でも、取締役になるに伴っての研修の場というのはございましたか。

<碓井>
取締役になる前か、取締役になってからだったのか、ちょっと記憶は曖昧ですが、長野県の経営者協会でやっていた研修はあったような気がします。

取締役になる前に感じていたこととは?

<JMA>
2001年頃、まだ取締役になられる前ですが、「俺は役員になる」という思いなり願望は持っていらっしゃいましたか。

<碓井>
いつかはなりたいとは思っていましたね。

<JMA>
心の準備も含め、それに対する準備はされていましたか。

<碓井>
役員になるというよりは、私自身は入社以来インクジェットのヘッドの開発をずっとやってきましたので、実は今、自分が信じてきたことをやっているみたいなところがあります。

インクジェットのヘッドの開発を始めた時に、これをやれば、プリンティングの世界を全てインクジェットに置き換えることができるのではないかと思いました。そうした確固たる思いを持って開発をしてきていますので、少しずつステップアップしていくことで、自分のやりたいことができる環境になっていくので、できたらそうなりたいなとは思っていました。

<JMA>
御社はまさにプリンターの会社でもありますから、プリンターの開発から転じて、会社全体を担う立場というのが自然に見えてきたというわけですね。

<碓井>
どういうふうに会社を運営していかなきゃいけないのかなということは感じていましたね。

よその部隊でレーザープリンターの開発を行うとか、他でも、今でいう研究開発本部や生産技術開発部などでいろいろな開発やっていましたが、ここは変えていく必要があるなとか、そういうことが自然と見えてきました。

本当の意味での事業になるような開発かどうかという観点で考えたときにも、私が開発していた要素の方がはるかに汎用性もあるし、将来展望も開けると感じました。それで、この技術を極めて、しっかりとした事業に発展させていきたいと思いながらやっていました。

組織にとって絶対に必要なこととは?

<JMA>
取締役になられて、思いを形にできる立場となったわけですよね。

<碓井>
若い時にもそういうふうに言っていましたが、なかなかそうはならない。

組織があり、組織の決定することというのは・・・・・・

健全なコンフリクトを起こす為の工夫とは?

日々の活動をするうえで大事にすべきこととは?

自分たちだからこその価値を目指す意味とは?

※碓井氏には「新任執行役員セミナー」にご登壇いただきました。
 http://jma-top.com/jts01/jts_b/

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