《第7回》TOTO株式会社 代表取締役会長 兼 取締役会議長 張本 邦雄氏

TOTO株式会社 代表取締役会長 兼 取締役会議長 張本 邦雄氏に、これまでのご経験の中で培ってきた、成功確率を上げる意思決定の要因、全社最適の観点から見た知識習得方法などについて、お話をお伺いいたしました。同時に、経営者・経営幹部の方に向けての力強い動画メッセージもいただいております。ぜひご覧ください。

インタビュアー:一般社団法人日本能率協会 久保田

特別メッセージ動画 ~経営者・経営幹部の方々へ

経営者・経営幹部の方々へ向けて、動画メッセージを頂きました。
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意思決定に重要なポイントとは?

<久保田>
張本様が経営者、幹部の意思決定とリーダシップのセミナーを11年前に、受講者としてご参加いただいたということで、本日もお話をいただきました。当時のことを思いおこしていただいて、張本様が経営者としてこのセミナーを、受けた時のご感想をお聞かせいただければと思います。

<張本会長>
一番大きいのが、ちょうど当時、国内の改革をやっている時期でした。
多少、自慢話になるかもしれませんが、まったく新しい体制に変えている最中でした。

実は、「世の中にない仕組み」を作ろうと思っていたのですが、その「世の中にない仕組み」というのは、うちの業界にないだけで、他の業界をみると同じような仕組みがあったのです。
それでうちの業界なりに、カスタマイズしていくという作業をしていた最中でしたね。

その為に僕は籠屋先生から教わった、過去の分析、振返り、ないしは過去の意思決定のプロセスは影響が大きかったと思います。
これは、将来、新しいことに対して、役に立たないことは無い。
必ず、意思決定に大きな影響を与えるのだと、『自信』をいただきました。
大変タイムリーだったと思います。

成功確率を上げる意思決定の要因とは?

<久保田>
経営の意思決定にあたり、要因といいますか、影響因子についてお話を伺いできればと思います。
経営者の方々は常に成功確率の低い意思決定を、求められているというお立場の中に、いらっしゃると思います。
今日もお話の中にありましたが、張本様が一番大切にされている軸となるお考えがございましたらお聞かせいただければと思います。

<張本会長>
1つは意思決定をする上で、影響する因子をどのくらいだせるかということです。

これは実は、1人では限界があるので、やはり1つの意思決定をする上でボードがそこにコミットしているかどうかだと思います。
こんなところはどうなのか、この辺はきちんと見ておいた方がいいとか、ここはチェックしておいた方がいいよね、と有効な数をだすためには、ボードがしっかりしていることが必要だと思います。
そういう会社ないしは、ボードのメンバーがつくり上げられたらならば、間違いなく成功の確率は上がると思いますね。

もう一つ大事なのは、失敗したときの潔さ。

良い格好をしない。
たまたま私は、幸か不幸か上手く行ってきた方なのですけれど、でも、常に失敗したときには、責任を取るのは誰なのか!
みんなで決めるけど最終的な意思決定は、社長にあります。
意思決定者ということは、それなりの責任を取る覚悟がいるということだと思います。

ボードメンバーから影響因子を引き出すポイントとは?

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